lovesea自然農

新農業人フェアに行ってきました。

「大好きな海のためにできることをしたい!」
そんな思いからスタートした自然農。 肥料も農薬も使わずに、佐倉の湧き水を使って、
カエルやザリガニ、ゲンゴロウ、サワガニ、タニシ、ホタル、トンボ、もぐら、キジ・・・
時には蛇やカワセミもいました。
たくさんの生き物たちと地元の心優しい方たちの力をお借りしながらの2017年お米作りの記録です。

自分の目で見て、体験し、本当に納得していいと思えたものをこのサイトでは紹介したいと思っています。
その第一歩としてサイト制作ではなく、自分が農業をしてみるのが一番と思いました。
思い立った一週間後に新農業人フェアが東京であるということで、まずは第一歩、いろんな農業の形を見てみたいと思い、行ってきました。

今回は一番の目的だった自然農法をしているの方とおは出会えなかったのですが、有機農業をやっている方はたくさん来ていて、有機農業一つとってもいろんなやり方、こだわりがあるということを知りました。

自然栽培と有機栽培の違い

4年ほど前、フードコーディネーターの学校の授業で自然栽培をしているナチュラルハーモニーの代表、河名秀郎さんの授業を受けました。
その時初めて自然栽培に出会い、感銘を受けました。
あの有名な『奇跡のりんご』も自然栽培ですね。
びっくりなことに自然栽培で作られたお野菜は腐らないというのです。(自然栽培でも初めのうちは土の中に肥料や農薬が残っているので、完全にそれらがなくなった場合)
でもこれは消してびっくりなことではなく、当たり前のこと。自然にある山の木の葉などは腐らないよね?枯れるよね?
といわれ、「あー、確かに、なるほど。」と納得しました。

『野菜の裏側』(著者:河名秀郎さん)

この本に書かれている自然にできた柿(近所の庭にある何も手を加えていない柿)の実験では、腐るのではなく、枯れて発酵し、お酒になり、さらに発酵が進むとお酢になったようです。

同書に書かれている実験では、有機栽培、一般栽培、自然栽培で育てたキュウリをカットしてビンに詰め、10日間放置した時、自然栽培で作ったキュウリのみが10日後も腐らずにそのままの状況でした。
びっくりなことに、ここでの実験では、有機栽培のお野菜が一番早く腐り始めました。
もちろん有機栽培でもいろいろな有機栽培の方法があるので、また違う方法の有機栽培のキュウリでしたらまた違った結果が出たと思いますが、
『有機野菜=安心』ということではないということはよく知っておかないといけない。ということを強く感じました。

河名先生の授業を受けさせていただいてから自然栽培についてもっと知りたい、自然栽培に挑戦したい、自然栽培を広げたい、という思いが強くなり、他の農業がどういうものかはあまり考えずにとにかく自然農業!と思っていました。

なので今回のイベントで自然栽培をしてる方が来てなく(見つけられなかっただけかもしれません)有機栽培についていろいろお話が聞けたのは逆に良かったと思っております。

有機栽培は有機肥料で、農薬は一切使わずに育てられた野菜。というイメージがあるが実は違い、有機JAS規格では使用可能な農薬もあります。

(使用条件のついているものもあるが、使用可能な農薬は、除虫菊乳剤及びピレトリン乳剤、なたね油乳剤、マシン油エアゾル、マシン油乳剤、大豆レシチン・マシン油乳デンプン水和剤、脂肪酸グリセリド乳剤、メタアルデヒド粒剤、硫黄くん煙剤、硫黄粉剤、硫黄・銅水和剤、水和硫黄剤、硫黄・大豆レシチン水和剤、石灰硫黄合剤、シイタケ菌糸体抽出物液剤、炭酸水素ナトリウム水溶剤及び重曹、炭酸水素ナトリウム・銅水和剤、銅水和剤、銅粉剤、硫酸銅、生石灰、天敵等生物農薬、性フェロモン剤、クロレラ抽出物液剤、混合生薬抽出物液剤、ワックス水和剤、展着剤、二酸化炭素剤、ケイソウ土粉剤、食酢の30種類である。)参照:wikipedia

なぜ農薬を使わないといけないか?

それはやはり虫や病気から農作物を守るため、だそうです。

これだけ聞くと虫が悪者のように思うのですが、そうではなく、虫は自然の調和を保つための働きをしてくれています。
成長促進剤のあたる窒素肥料を大量に使うことで過剰に作られた『硝酸化窒素』を食べてくれ、自然界のバランスを整えてくれています。
なので自然界のバランスが整った自然栽培のお野菜には虫がつかない。
硝酸化窒素は、通常に摂取する程度でしたら問題がありませんが、過剰に摂取すると健康を害することが分かっています。

硝酸化窒素について詳しくはこちら

 

とにかく自然はすごい!の一言です。

また、有機肥料には大きく分けて動物性と植物性の二つがあり、またその中でもいろいろな肥料があります。
河名秀郎さんの『野菜の裏側』には、病虫害で悩んでいる方の多くが、動物性肥料を多く使っており、動物性肥料が少ないほど虫が減り、農薬の使用量も少なくなる、植物性肥料を中心に使っている方は、病虫害もめっきり少なくなる、とかかれていました。

動物性肥料は、家畜の糞尿を発酵させて作りますが、はたしてその家畜が何を食べてどのぐらいの期間発酵させ、肥料になっているのでしょうか?

新農業人フェアに来ていた「帰農志塾」では、植物性肥料に鶏糞も混ぜているということでしたが、平飼い養鶏という方法でゲージの中ではなく、自由に動き回れる環境で鶏を育て、エサは作ったお野菜を食べている写真がありました。

有機農園モアークグループとの出会い

今回のフェアでいろんな農業と出会いました。
その中でも特に感銘を受けたのは有機農園モアークグループです。

有機農園モアークグループでは、自然循環を壊さない農法を行うために、伝統草農法という方法でたい肥を作っており、その原料にもこだわりがあります。
このたい肥の原料は、

農場近くの河川に自然に生えている生命力の強い草。
それに昔ながらの製法にこだわる大分県にある製塩場より塩作りの過程で出るにがりで草だけでは補えない自然のミネラルを補い、
草だけでは足りない養分(作物の成長を助ける窒素)を多く含む鶏糞は、餌にもこだわって育てられた国産鶏を育てる養鶏場より分けていただいているとのことです。

ホームページhttp://www.yukiyasai.com/about_dentou.htmlより

自然栽培とはまた違いますが、

これだけ愛情を込めて育てられて作られたお野菜はきっとおいしく、人間のために体の中でよく働いてくれるのだと思います。

お客様の声を見て納得です。


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