lovesea自然農

Lovesea 自然農 米作り

「大好きな海のためにできることをしたい!」
そんな思いからスタートした自然農。 肥料も農薬も使わずに、佐倉の湧き水を使って、
カエルやザリガニ、ゲンゴロウ、サワガニ、タニシ、ホタル、トンボ、もぐら、キジ・・・
時には蛇やカワセミもいました。
たくさんの生き物たちと地元の心優しい方たちの力をお借りしながらの2017年お米作りの記録です。

開墾・畦塗(3月)

去年1年、四街道で自然農、富里で自然循環型自然栽培の米作りを教えていただきながらお米を作りました。。
今年は佐倉に豊富にあるといわれる湧き水を使って米作りをしたい!と思い、佐倉の湧き水マップを見ながらウロウロ。どこか稲づくりをできるところはないかなと探し、ついに最高の場所を見つけました!
地主さんもとっても優しくて協力的。本当にいい場所といい人に巡り合え、最高なスタートを切りました!

まさに里山。40年ほど前までは一面田んぼだったようですが、今は私が貸していただいた場所以外はもう何年も利用してないようです。
道も地図にある道が埋まってしまってどこに道があるのかもわからなくなっているところもあります。

佐倉の里山開墾前

地主さんが山からの湧き水が一か所に集まるように水路を作ってくれました。
そこにパイプを通して田んぼに流れるようにします。
5年前までこの土地で田んぼをしていた地主さん。すごく頼もしい!

水路を作る

水路

水をはったら冬眠から覚めたカエルが次々ときて、水のあるところには卵がぎっしり!!

カエル

畦づくり

入った水が抜けないように畦を作って、地主さんが昔使っていた畦シートも使いました。

畦シート

そして、ついに田んぼに水が入った!!

田んぼに水を入れる

田んぼで自然農の種まき (4月)

自然農の種まきは4月初旬、田んぼに苗床をつくって種をまきます。
苗が伸び伸びと育つように2cm×3cmぐらいの広さに1粒づつぐらいの間隔で蒔きます。

種降ろし

種を蒔いたら鳥に食べられないようカモフラージュと保温のため、上から刈った草をかけます。
風で草が飛ばないように竹でおさえています。

種まき後草をかける

暖かくなってきて稲はぐんぐん成長!去年田んぼをお借りした富里や四街道に今年も勉強にはいっていたのですが、どこよりも成長が早くてびっくり!5月25日には田植えしていいぐらいの大きさに。なのに他の田んぼと同じように田植えの計画を立ててしまい、田植えの頃には苗が成長しすぎてて根がしっかり張っていて大変でした。来年は稲の成長をちゃんと見て田植え時期を見極めなくては。。

稲の成長

田植え(6月)

自然農の田植えは6月初旬、苗の根っこを傷つけないようにスコップで苗を取り、まだ水のはっていない田んぼにスコップで穴をあけ、そこに1株ずつ丁寧に植えていきます。
野菜の苗を買ってきて植え替えるようなイメージです。田植え後水を入れます。
今回この田んぼはずっと使ってなく、水がたまるか心配だったこともあり、初めから水を入れていました。
水を入れたらカエルたちがたくさん集まってきて、この時期にはおたまじゃくしもたくさん!!なので水は抜かずに田植えをしました。

田植え

田植え②

稲

田植え後の稲

今年は、去年四街道の自然農塾で育てた豊里、富里の自然循環型自然栽培で育てたあくねもち、地主さんよりいただいたコシヒカリの種をまきました。どの種もとっても元気に育ってくれ、たくさん苗ができたので植えるところがなく、湧き水がいかないところにまで範囲をどんどん広げてしまいました。結局湧き水のみでは出来ないエリアができてしまい、この後毎日川から水をくみ上げることに‥。

水管理(田植え後から稲刈りの1週間ほど前まで)

去年のこの時期に脊髄腫瘍が見つかり、脊髄の大手術をしていた私は水管理の授業をちゃんと受けていませんでした。そして、「水さえあればいいんでしょ」という感じでかなり甘く見てました。
いやいや!ここは本当に大事なところでした!!
湧き水が出てくる入り口部分に近い田んぼは水が常に豊富にあり、成長もとっても早くいい感じでしたが、穂が出てすぐに倒れてしまいました。
逆に水場から一番遠い田んぼでは毎日川から水をくみ上げましたが次の日にはなくなっている状態。モグラが穴をあけまくり、どんどん水が抜けてしまい、毎日モグラの穴を探してつぶしてはまた別の場所に穴をあけられて…といった感じで、モグラとの戦いでした。。でも最終的にそんな場所が一番稲はしっかり根をはり、倒れにくい稲に成長してくれていました!
開墾して最初の1年は栄養過多で倒れると富里の学校でも教わっていました。実際富里の学校の田んぼは開墾2年目、開墾1年目の去年は倒れましたが、今年は倒れずにしっかりした稲でした!なので開墾1年目、というのも倒れてしまった大きな原因の1つと思います。
水と稲の関係、とっても奥深くて興味深い!
来年は稲の成長をもっとよく観察して水がなくていいときは水を抜いたりすることも考えつつ、でもそこにいる生物も大事にしながらいい方法を考えていきたいと思います。

田んぼ開墾2

何とか奥の田んぼにも山から水を持ってこれないかと溝を掘って試行錯誤。
そうこうしている間も稲はどんどん成長!その間ずっと地主さんがポンプで水を与えてくれていて・・・本当に感謝です。
おかげで稲は元気に育ち、やっと山の水だけでは無理と判断した私たちはついにポンプを購入。地主さんに教わった通り川からポンプで水をくみ上げることに。

田んぼ開墾2

 7月18日の稲の様子

7月18日稲

あくねもち、豊里、コシヒカリの様子

 8月2日 コシヒカリ出穂!!

コシヒカリ出穂

 8月18日の稲の様子

8月18日の稲の様子

コシヒカリは早く成長する分分蘖(ぶんげつ)は少ないのかな?
在来種のあくねもち、豊里に比べると、コシヒカリは茎も細く分げつも少ないです。

コシヒカリ稲刈り・おだがけ(9月中旬)

 8月20日のコシヒカリ 少し垂れてきた!

8月20日のコシヒカリ

 8月25日のコシヒカリ 雑草と一緒に元気に成長

8月25日のコシヒカリ 雑草と一緒に元気に成長

 8月27日のコシヒカリ 少し色がついてきた!

8月27日のコシヒカリ 少し色がついてきた

 9月12日のコシヒカリ
まだ少し早いかな?という感じもしましたが、倒れているところがあったので、倒れたところを優先的に刈り始めました。

9月12日のコシヒカリ

 おだがけ

コシヒカリ稲刈りおだがけ

 稲刈り後すぐに台風が来ておだが倒れ、またやり直し…

台風後のおだ

在来種の豊里、あくねもち稲刈り(10月後半)

 9月10日頃 出穂
アクネもちが下の黒いほう。
豊里のほうが少しだけ早かったです。

あくねもちと豊里

 10月4日の豊里

10月4日の豊里

 10月4日のあくねもち

10月4日のあくねもち

あまりいい状態じゃないです><。。
今年は寒すぎるのかな・・・

 10月9日 もう倒れだした!!><
稲刈りには早すぎだし、どうしよう~(泣)

倒れてしまった稲

稲が早く倒れてしまった原因ですが、肥料は一切あげていませんでしたが、成長も早かったし、肥料過多と富里の田んぼの先生も教えてくれました。開墾して1年目はどうしても肥料過多にってしまうと聞きました。
ただ水がほとんどなかったところは立派に立っています!水がなかったので根が水や栄養を求めて下に下にと伸び、しっかりとした稲になったようです。
水管理の重要性を学びました!

倒れなかった稲

 10月23日 明日大型台風が来るということです!!
もうすでにたおれていて、水についてしまっている稲もいました。稲刈りにはまだ少し早いかな・・?という思いもあったのですが、とりあえずできるかぎり刈りました。しかし、おだも倒れてしまうのでは…という不安があり、車の中に避難。
車の中に刈った稲をたくさん積んで台風に備えました。
でも時間が足らず、稲刈りは刈りたいと思っていた範囲の3分の1ぐらいしかできず、最後は祈って帰りました。

台風避難

台風後、稲は倒れまくって大変なことになっていましたが・・・

台風後稲

やっと晴れの日が続くようになり、無事(?)稲刈りをすべて終えることができました\(^^)/

稲刈り

台風前に倒れた稲

おだがけ

おだがけ2

脱穀・籾摺りをしてついに玄米に!

残すは脱穀と籾摺りのみ!
この脱穀するタイミングがまた難しい!
四街道の自然農塾では1か月ぐらいは干した後、食べてみてアーモンドのような食感になったら・・と教わりました。
富里の里山と田んぼの学校では10日から2週間ぐらいで、脱穀をし、その後水分計で測り、15.6%以下になったら、と教わりました。
去年の富里の学校の時はそこまで乾燥していなかったので、天気のいい日に家のベランダに2.3日広げて、さらに乾燥させました。

今年のタイミングは地主さんにかなり助けられました。
コシヒカリは地主さんが雨が続く前に今やらないとやばいよ。といってくださったおかげでばっちり!
在来種は私がう~ん・・って悩んでいて、アーモンドの食感のような気もするし・・・と悩んだ末、もうわからないから米麦水分測定器を購入し、測ったらなんと12.6~13%ぐらいまで下がていました!いきなり水分計壊れたのかと思ったのですが、どうやら晴れの日が続いたので早く乾燥したようです。
後々調べるとこの乾燥具合は品質に大きく左右されるようで、本当なら16%ぐらいが一番おいしいという話もありました。
ただそれだとカビの心配などもあり、15.6%ぐらいがちょうどいいということでした。
14%なんて論外、ということも書いてありましたが・・・それよりももっと低い私のお米って・・・( ゚Д゚)
水分計・・・高いと思ってしまったけど、とっても大事でした。
アーモンドぐらいじゃ細かい数字は分からないし、多分13%ぐらいのお米がアーモンドぐらいの気が私はしました。
どうせならやっぱり美味しいお米が作りたいです!
私が購入した米麦水分測定器はこちら↓

ミニ籾摺りがついていました。
説明書もついていたので、初めてでも届いたらすぐに使えました^^
また、稲刈りのタイミングもとても重要で、水分量が関係してくるようなので、来年からは稲刈り時期にも使おうと思います。
ネットで調べたら稲刈りのタイミングは籾の水分が25パーセント以下になった頃だそうです。
他にも
・出穂してからの日数が40日前後
・出穂してからの積算温度が1,000℃前後
・籾全体の85?90%程度が黄色になる
・穂先から3本目の最初の枝分かれした部分が黄化
など、見分け方はいろいろとあるようです。

四街道も富里の学校も、去年は足踏み脱穀機で脱穀し、今年もそうしようといろいろ探しましたが、置く場所等も考えるとなかなか購入できず、
結局ここでも地主さんに助けていただきました。
本格的なとっても大きなハーベスターで一気に脱穀終了です!すごい!!

ハーベスター

ただ脱穀の時も天気にはあまり見方についてもらえず、前日の夕方から雨。。。
なので前日に雨に濡れないよう車で屋根のある場所に稲を移動しました。
改めて今年はたくさんできたなあと感謝!

脱穀前の移動

屋根のある場所に稲を移動

脱穀後のあくねもちと豊里。
あくねもちは籾摺りをするとみどりで、みどり米とも呼ばれているようですが、最近では白く普通のお米とあまり変わらなくなってきたというお話も。
私のあくねもちは早く借りすぎたせいか、緑の遺伝子がよく出たのか、完全にみどり米でした。

あくねもちと富里の玄米

籾摺りも購入したくていろいろ調べましたが、結局今年は富里の里山と田んぼの学校の籾摺り機をお借りしました。
本当にたくさんの方に助けられ、やっと待ちに待った玄米になりました!
とっても美味しそう^^ ありがとうございました!!
そして地主さんのお仲間、地元のとっても優しくて面白いおじさんたちと一緒に餅つきをさせていただきました!
最高の1年でした!ありがとうございました!

ハーベスター

籾摺り前はコシヒカリ25kg、あくねもち20kg、豊里45kg
籾摺り後(玄米)コシヒカリ19.3㎏、あくねもち14.3㎏、豊里33.4㎏、混ざっているもの約4㎏で、合計約70㎏程玄米で収穫できました\(^^)/

玄米

私的にはとっても美味しかったですが、一般的に見て多分水分量が少なすぎたり倒れたりで、品質的にはあまりよくないものなんだろうなと・・・

なのであげていいものか悩み、自信をもって皆さんに配れなかったのが残念。。
来年はもっともっと美味しいいいお米を作って自信をもってたくさんの方にお礼として持っていきたいです!!

商品としても少し売ってみたいなあという思いもあったりなかったり。

いつでも商品化できるようにパッケージも考えてみました^^

loveseaお米セット

最後はわらを田んぼ全体に蒔いて、正月にはその藁で作ったしめ縄を飾って、今年一年のお礼と、また来年もよろしくお願いします!と挨拶をしました^^

藁を全体に蒔いて

しめ縄飾り

お世話になっている里山と田んぼの学校はこちら→http://satoyamato.com/


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